内容説明
原野にうまれたふた子の子ゾウをめぐる、アフリカゾウの家族の、愛の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん＠絵本童話専門
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タンザニアの国立公園に住みゾウの観察研究をしている作者。野生のゾウを長年間近で見てきたからこそ語れるエピソードの数々。ゾウの群れの暮らしぶり、そして珍しい双子の赤ちゃん。干ばつもある厳しい自然の中では、やはり身体の大きさや食欲、我や力の強さがもろに生命と直結する。自然の生と死を率直に描き、また象牙のための密猟にも言及。絵本で読んだゾウの弔いも本当にあるのだそう。2024/03/11
