くもんの海外児童文学シリーズ<br> 黄金の城塞

くもんの海外児童文学シリーズ
黄金の城塞

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784875766605
  • NDC分類 K929
  • Cコード C8397

内容説明

前世の記憶をもつ少年と超心理学者、インド北西部ラージャスターンの砂漠に輝く黄金の城塞。探偵フェルダーの推理と追跡が始まる。小学上級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gummo

28
インドの代表的映画監督でもある著者が少年少女向けに書いた冒険探偵物語「フェルダー・シリーズ」のうちの一冊。聡明な青年フェルダーといとこのトペシュ少年とのコンビが、ホームズとワトソンを彷彿とさせる。前世の記憶を持っているとされる少年とその真偽を確かめようとする超心理学者の二人は、インドの西部ラージャスターンへ「黄金の城塞」を探す旅に出るのだが…。大人が読むにはストーリーが少し物足りないが、ラクダやクジャクが出てきたり、遺跡や宮殿が出てきたりと、異国情緒を楽しめる。★★★☆☆2014/01/01

星落秋風五丈原

19
勇敢かつ頭脳明敏な探偵フェルダーとその従弟トペシュがインドを舞台に活躍する冒険探偵物語。前世の記憶を持つ少年と彼に学問的興味を抱く超心理学者は少年の記憶を辿って砂漠の中に輝く黄金の城塞を探す旅に出る。この二人を付けねらう何者かがいる事を知った主人公達は、二人の保護と真相の解明に乗り出すが、自称冒険小説家、探検家とその連れなど怪し気な人物が次々に登場。インドをカルカッタから西へ横断するにつれて変化する景色や風俗、習慣などの描写が素晴らしい。1991/12/08

in medio tutissimus ibis.

0
そう多くない登場人物をうまく使いまわしていて流石巨匠と思った(なおこれが初めて触れる作品)。前半はインドの東西の移動とそれに伴う文物の違いで引き込んでいく。後半はあっちこっち移動するばかりで中だるみ感あるが、オチまで読めば納得できる。探偵と助手はテンプレ気味だが、脇役はオッサンばかりなりにそれぞれ独自の視点から問題解決に動こうとしている感じがして生き生きしていた。最後のメイドインジャパンのアレは日本でそんなもの造るかなって思っちゃうからか、もう一段回笑い処がある様な気がするが気のせいか。あと謎のJAL推し2017/04/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/326521
  • ご注意事項

最近チェックした商品