内容説明
第二次世界大戦当時、ユダヤ人が迫害され差別されるドイツから、エルフィーの家族はのがれてきた。一人残っているおばあちゃんも、もうドイツにはいられなくなる。なぜ、わたしたちだけが…？だけどおばあちゃんはいう。わたしたちだって、気づかないところで、今、だれかを差別しているのかもしれないんだよって。人は、だれもが、差別する人間になる可能性をもっているんだよって―。ユダヤ人少女とおばあちゃんの、あたたかい心の交流を通して、人間の生き方を間う、スイス児童図書賞作品。小学上級から。
感想・レビュー
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こかげ＊ゆるゆる
11
どうしておばあちゃんだけ、ドイツに残ってたんだろ。なぜ手遅れになる前に、スイスに亡命しなかったの？。たった１人で言葉もわからないアメリカに亡命して、、仕事を見つけて暮らす？なぜ家族みんなで行かないの？？小さなエルフィーの目線で書かれてるから、大人の事情はわからない。でも世界一幸せな人でも不幸に陥れる[差別]は、死語になってほしい。2014/01/21
