くもんのまんが古典文学館 雨月物語

こばやし 将【漫画】

くもん出版（1990/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 159p／高さ 20X16cm
• 商品コード 9784875765233
• NDC分類 K913
• Cコード C8393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[sofia]

原本を読んでも理解できないと思ったので、まずはマンガから。表紙の絵の崇徳上皇の「白峰」を読みたかった。ほかの物語も幽霊になってのうらみの話などばかりでおもしろい。今の価値観や連絡手段と違うので、うらみも強くなるのだろう。

2022/11/27

[きのたん]

図書館を歩いていて、なぜか背表紙が目についた。題名は聞いたことがあったが、内容は知らなかった。牡丹灯籠と混同していた。読んでみたらマンガな上に短編集だった。「雨月」ってジメジメした話という意味じゃなくて、月日とか日常みたいな意味なのかな。鯉の話がとても楽しそうで良かった。この表紙の水色崇徳院の躍動感よ。源氏物語のはかない「もののあわれ」感に、具体的な結末を用意したような感じで、文学的にはミもフタもない気がする。

2020/09/24

[kaffy]

ひとの恨みを受けるって怖いよねぇ・・。「誠実に」って、使い古された言葉だけど、やっぱり大切だわ。

2012/08/05