内容説明
本書は、アボリジニーとして同化政策のまっただ中で育ち、辛酸をなめながらも、やがてアボリジニーのプロ・サッカー選手第1号、大学卒業第1号、そして政府官僚第1号となったチャールズ・パーキンス氏が、連邦政府アボリジニー省の次官補になるまでの自伝である。
目次
第1章 黒い私生児
第2章 アリススプリングスは魂の地
第3章 アデレードの白人小学校
第4章 プロ・サッカー選手第1号
第5章 エイリンとの結婚
第6章 シドニー大学に合格
第7章 アボリジニーよ立ちあがれ
第8章 インド人少女の誘拐
第9章 ホワイト対ブラック
第10章 アボリジニーの未来像
第11章 新しい生命への誓い
第12章 200年間待ちつづけたポスト
第13章 アボリジニーの道
エピローグ 人類協調の鍵