内容説明
この類稀れな魂のアリアを聴け―。物質的繁栄に閉ざされた青春。精神の飢渇にたえて親しんだ今日なお光放つ作家たちの“美しいトルソ”を創る。正宗白鳥の唇・生きられた梶井基次郎・以下中島敦・坂口安吾・緑雨・泡鳴・独歩など親炙の中から鮮烈無比の色をしぼり出した秀抜な批評集。
目次
生きられた領分(正宗白鳥の唇;生きられた梶井基次郎;中島敦―我が胸中一片の冰心;坂口安吾―人生の何かにぶつかっている;堀辰雄―「大和路」の方へ;小沼丹のアダアジオ)
鬼火(緑雨死後70余年;泡鳴のトルソ;『独歩全集』への跋文;透谷一面;現代のさ中に)
シュウベルト
ブルックナー



