内容説明
川柳といえば、世間ではおかしいことを扱うという相場があるが「サラリーマン川柳」のような言葉遊びによる笑いは川柳の本流ではない。川柳は人生や人情や社会等を扱い、人間の喜怒哀楽を表現するものである。そこで、本書では、わざと笑いとは対極にある「涙」を取り上げようとするものである。
著者等紹介
太田垣柳月[オオタガキリュウゲツ]
本名・正義。1943年鳥取県生まれ。番傘川柳本社同人、松茂飛翔川柳会会長(徳島県)、鳴門教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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