目次
アイルランド文学の展開 二つの文学伝統の共存と融合―想像力の変容をたどる
初期アイルランド文学 王と英雄と神々の物語―異界の風景を織りなす妖精と戦士たち
一七世紀アイルランド語詩 大変化期を生きたアイルランド語詩の三詩人―キーティング、フェリチェール、オブルーァダル
一八世紀アイルランド語詩 この世に存在しない法廷を求めて―二つの詩篇に響くアイルランド女性の声
アシュリング詩 正統なる王を待ちこがれる美女エーリン―ゲールの心を紡ぐ夢幻詩・ジャコバイト詩
ジョナサン・スウィフト 人間性を省察する風刺家―奇怪なおかしみへの志向
マライア・エッジワース 教育と文学における革新者―啓蒙主義とロマン主義のはざまで
アイルランド文芸復興 アイルランド人のためのアイルランド文学を目指して―夢と理想と大いなる二律背反
ジョージ・ムア 変化の法則に取り憑かれた作家―異端と正統をめぐる葛藤
オスカー・ワイルド 世紀末を疾走する豊饒な語り手―矛盾、逆説、逸脱を超えて〔ほか〕
著者等紹介
木村正俊[キムラマサトシ]
神奈川県立外語短期大学名誉教授。早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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