バーセット最後の年代記〈上〉

個数:

バーセット最後の年代記〈上〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月14日 04時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 571p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875710783
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

盗みの罪で告発された永年副牧師クローリー氏。彼の禄を取りあげようと策動する主教と奥方。牧師を救うため立ちあがったフラムリーの人々。弁護士トゥーグッドやジョン・イームズの活躍はいかに?牧師の娘グレースとグラントリー少佐の恋の行方は?イームズとリリー・デールの恋の行方は?20ポンドの小切手をめぐる謎は誰が解くのか?鍵を握るエレナーはフィレンツェへ。「バーセットシャー年代記」の最後を飾る大長編、本邦初訳!

著者等紹介

木下善貞[キノシタヨシサダ]
1949年生まれ。1973年、九州大学文学部修士課程修了。1999年、博士(文学)(九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

126
19世紀のイギリス文学のストーリーテリングは最高だなと改めて思う。バーセットの街の人達に次々と焦点があたるトロロープ作品はこれがシリーズ最後らしいので、途中の何冊かを抜かしているのを後悔。バルザックのように大仰な感じではないが、本当にいそうな人々。この人を信じるのはあの人が信じるから、この男を責めるのは妻に世話を焼いてもらえなくなるから…等々、行動理由として今の時代の日本人でも頷けることがたくさん。そして小切手の謎はいかに。ちなみにトューグッド氏は英語だとToogoodなのかな。あまりにもいい人だ。2018/04/19

NAO

49
小切手を盗んだ罪で告発された永年副牧師クローリー。この不祥事でクローリーの禄を取り上げようとする独断的なバーチェスター主教側と、クローリーを信じる人々とのいがみ合いが始まる。偏狭なうえにぼんやりで、自分がどこで小切手を手に入れたのかも思い出せないクローリーにはどう見ても勝ち目がないのだが、この先劇的な展開があるのだろうか。クローリーの娘グレースとグラントリー大執事の次男ヘンリーとの恋は気高く微笑ましく、二人のためにもクローリーは無実であってほしいのだが。2016/09/08

きりぱい

4
面白かった。前作で脇役だったクローリー牧師が小切手を盗んだ罪に問われる騒動。本当に盗んだのか、結局盗んだことになるのか、それとも?と、そもそも本人に記憶がない。恥ずべきことはないと、家族や好意の者たちが助けようとしても受け入れず、疑う者はますます敵に回し、貧困と災難で特に妻が痛ましすぎる。いい加減誇りが高すぎるよと思うのだけれど、プラウディ夫人に対してはスッとしたり。娘世代の恋の成就も気をもませ、せっかく面白かったのに、まさか六連作の最後は上下巻分けて刊行されるとは。下巻はいつ読めるんだろう。2015/02/09

Hotspur

2
「バーチェスター年代記」最後の作品(1867)。主な舞台はバーチェスターに戻り、馴染みのキャラがほとんど総出演。①クローリー牧師の小切手詐取疑惑、②相変わらず続いているジョン・イームズのリリーに対する求婚問題、③グラントリー少佐とグレース・クローリーとの婚姻問題に加え、④新たなキャラであるロンドンの画家コンウェイ・ダルリンプルを巡るプロットが重なる。最初の三つ(①~③)は前作までとの関連があるが、④のコンウェイ・ダルリンプルのエピソードはやや唐突の感があり、どのように収束を見るのかは下巻に譲られる。2022/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8111255
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品