内容説明
過去の苦闘と現在の絶望は明日への飛躍台である。スターリン自身の著作に学び、その哲学的客観主義に驚愕する。追随者たちの低水準な解説書にあらわれた、唯物論の俗流化に抗する新次元の論戦を決意する。
目次
G・ルカーチ『ゲーテとその時代』―一九五二年十一月二十四日
Viktor Stern,Stalin als Philosoph,1949.
長岡鴻三訳『スターリン哲学入門』―一九五二年十一月三十日
林直道「ルカッチ=レヴィットの商品構造論」―一九五二年十二月五日
森信成「最近における唯物論の実存主義的修正について」―一九五二年十二月十七日
俗流弁証法の文献―一九五二年十二月十八日~
武市健人の弁証法
一九五二年の回顧と展望―一九五二年十二月三十一日
『理想』第二三六号―一九五三年一月六日
『思想』第三四三号―一九五三年一月七日〔ほか〕
著者等紹介
黒田寛一[クロダカンイチ]
1927‐2006年。埼玉県秩父町に生まれる。東京府北多摩郡府中尋常小学校卒業。医師をめざして東京高等学校理科乙類に入学するが、1949年中退。療養しながら独学を続ける。1952年に処女作『ヘーゲルとマルクス』を理論社から出版。翌53年から「民科」(民主主義科学者協会)に出席。「正統派」唯物論者たちによるマルクス主義の客観主義的歪曲と対決し、論戦を展開。1956年のハンガリー労働者の蜂起にたいするソ連軍の弾圧を弾劾し、反スターリン主義運動を創造(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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