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内容説明
死すべき有限な存在者としての人間。寄る返なき生を営みながら、生の意味と価値をどのように構築するのか。フォイエルバッハから発し、レーヴィットを軸に、田邊元、三木清、戸坂潤、和辻哲郎、高山岩男、そして梯明秀と舩山信一に至る人間学の大河をたどる。『四人のカールとフォイエルバッハ』につづく巨編!
目次
第1章 交渉的存在としての人間観の系譜―レーヴィットから田邊、三木、戸坂、和辻へ
第2章 日本文化論の陥穽―高山岩男における“生む・作る・成る”の論理をめぐって
第3章 三木清の人間学について
第4章 三木清の歴史的生―「帝国の形而上学」か「個性者の構想力」か
第5章 梯明秀の自然史の思想―「我が兄、我が師」三木清への批判
第6章 舩山信一の人間学的唯物論
著者等紹介
服部健二[ハットリケンジ]
1946年生まれ。四国学院大学人文学科卒業。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士課程単位取得退学。立命館大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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