こぶし文庫 戦後日本思想の原点
戦後日本の科学運動

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875592679
  • NDC分類 402.1
  • Cコード C1040

内容説明

敗戦の傷手から回復した独占資本による「科学支配」、これを直視しえぬ科学者に警鐘をならし、日本の「原子力開発研究」の草創期に“原子力平和利用三原則”の問題性を問いつづけた物理学者の幻の名著が甦る。

目次

第1章 窮乏と鎖国の時代
第2章 暗い谷間の時代
第3章 再編成と試練の時代
第4章 理工科ブーム時代
第5章 民主主義科学者協会
第6章 素粒子論グループ
第7章 原子力と科学者

著者等紹介

吉岡斉[ヨシオカヒトシ]
1953年8月13日富山県生まれ。1976年、東京大学理学部物理学科卒業。1994年より、九州大学大学院比較社会文化研究科教授(2000年より研究院教授)。2010年より、国立大学法人九州大学副学長を兼任。現代科学技術史および科学技術政策を専門とする。2011年より政府の東京電力福島原子力発電所における調査・検証委員会委員をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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珍文庫

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日本の科学者側からの運動史。とても貴重な証言が見られる。「御用学者」がどのようにして発生したかとか、あとは日本共産党の体質についても言及がある。おすすめ。2013/09/06

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