内容説明
ブレアによる「反排除」政策は、新たな貧困と排除をうみだした!イギリス労働党の「社会的包摂」政策はいかに瓦解したか。菅直人民主党政権の政治理念の源流「第三の道」論が破綻する必然性を明らかにする。
目次
第1章 社会的排除の概念
第2章 秩序、連帯、変革
第3章 社会的排除の概念化
第4章 ダイナミックな社会‐ダイナミックな生活
第5章 所得不平等のダイナミクス
第6章 空間の分断
第7章 生活の分断
第8章 排除された人々の包摂
第9章 排除に抗して
著者等紹介
バーン,デイヴィッド[バーン,デイヴィッド][Byrne,David]
現在、ダラム大学応用社会科学部教授。1947年生まれ。ニューカッスル大学、LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)で学んだ後、英国北東部の街タインサイドなどの地域開発計画に携わる傍ら、ダラムや北アイルランドで社会管理論などを教える。1980年よりダラム大学に戻り、現在に至る。専門は、社会調査論、都市システム論など
深井英喜[フカイヒデキ]
1974年生。2004年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、三重大学人文学部准教授、経済学
梶村泰久[カジムラヤスヒサ]
1981年生。2010年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は、近代シティズンシップ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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