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内容説明
「大東亜共栄圏の枠組みを内側から打破する質をもつ」三木清の協同主義世界論。戦時下、日本軍国主義による暴圧と教条的マルクス主義の断罪との狭間で、「奴隷の言葉」をもってする最後の抵抗。
目次
日本の現実
日満支一体:日支を結ぶ思想
東亜思想の根拠
二十世紀の思想
国民文化の形成
日支文化関係史
国民性の改造―支那を視て来て
謙譲論
満州の印象
道徳の再建
現代民族論の課題
著者等紹介
内田弘[ウチダヒロシ]
1939年、群馬県に生まれ、中国東北部(旧満州)と栃木県に育つ。1962年、横浜国立大学経済学部を卒業。在学中、長州一二ゼミナールと演劇研究部に所属。専修大学経済学部教授。専攻は『資本論』形成史・自由時間・三木清(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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