内容説明
資本所有者による経営と異なる「管理者」層の行動が現代資本主義を特徴づけている。この転換に着目し、現状分析を一歩進めたフランス・マルクス学者の気鋭の論考。
目次
1 マルクス主義の分析的枠組み
2 資本主義の一世紀
3 新自由主義
4 競争と循環
5 収入、技術、構造的危機
6 社会とその歴史の理論
7 管理職仮説(hypoth`ese cadriste)
8 歴史は進む
著者等紹介
デュメニル,ジェラール[デュメニル,ジェラール][Dum´enil,G´erard]
1942年生まれ、フランス国立科学研究センター(CNRS)主任研究員
レヴィ,ドミニック[レヴィ,ドミニック][L´evy,Dominique]
1946年生まれ、フランス国立科学研究センター(CNRS)主任研究員
竹永進[タケナガススム]
1949年山口県生まれ。大阪市立大学大学院・パリ第十大学大学院博士課程、大東文化大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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