内容説明
四日市公害、白神山地の森林破壊、忘れられた傷痍軍人たち、東海村JCO事故…日本の戦後史における四つの災厄。その画期を記録し続けた写真家が、現地の「今」を再取材し、忘却と風化の歴史を検証する。
目次
1 四日市
2 白神山地
3 忘れられた皇軍兵士
4 東海村JCO事故
著者等紹介
樋口健二[ヒグチケンジ]
1937年長野県富士見町生まれ。東京綜合写真専門学校卒業後、同校助手を経てフリーのフォトジャーナリストとなる。1974年国連主催世界環境写真コンテスト・プロ部門で『四日市』が入賞。2001年核廃絶NGO『ワールド・ウラニウム・ヒアリング』(本部・ドイツ)創設の『核のない未来賞』の教育部門賞を日本人として初受賞。日本写真芸術専門学校報道科主任講師、日本ジャーナリスト専門学校写真科主任講師としてフォトジャーナリスト育成に努めている。日本写真家協会会員、世界核写真家ギルド会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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