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こぶしフォーラム
フード・レジーム―食料の政治経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 225,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875592082
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C1030

内容説明

私たちが毎日口にする「食べもの」は、今、国家と多国籍企業のグローバルな支配下にある。農業の工業化による自然と食文化の破壊をえぐり、スローフード運動の先駆性を認めつつも、それを超える新しい農と食のあり方を考察する。

目次

1 食料の政治経済学―グローバルな危機(余剰レジーム 一九四七~七二年;新たな関係と新たなルール 一九七二年~現在;余剰レジームの終焉 ほか)
2 植民地主義からグリーン・キャピタリズムへ―社会運動とフード・レジームの形成(問い―新たなフード・レジームの誕生?;グリーン・キャピタリズム?;フード・レジームの盛衰―フレームと名前 ほか)
3 ガイアの庭で食べること―ポリカルチュラルなコミュニティーの構想(地球によいものを育てること―ガイアの庭;ポリカルチュラルな社会の中で食べること―共食(コメンサリティー)
ポリカルチュラルな社会と政治―コミュニティーの総体としてのコミュニティー ほか)
4 北アメリカの食における生物多様性と文化的多様性

著者等紹介

フリードマン,ハリエット[フリードマン,ハリエット][Friedmann,Harriet]
ストックホルム生まれ。1969年ミシガン大学卒業(比較史)。ハーバード大学で社会学を学び、1971年に修士号、1977年に博士号を取得。現在、カナダのトロント大学社会学教授。アメリカとカナダに市民権を持つ

渡辺雅男[ワタナベマサオ]
1950年生。1979年一橋大学社会学研究科博士課程単位修得。一橋大学社会学研究科教授、社会学博士

記田路子[キダミチコ]
1978年生。2001年一橋大学社会学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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miyunekoal

0
正直Ⅰ・Ⅱは私には読みこなし困難。政治が絡むとどうしてもひいてしまいますが、アグリビジネスが複雑な環境にあるのは理解。インディアンにも里山環境ありとのくだり、日本も近頃ではお目にかかれませんよね。売るためのモノでなく、たべるものを欲す。動物園の生き物の方が由来の食物を獲得していますよねなどと、あらぬ方向に意見がとんでしまう。2011/11/23

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