内容説明
戦後日本思想の原点。ヘーゲル「精神と自然」、マルクス「精神と物質」―相反する二元的なものを一元論として貫くことが「弁証法の急所」であると説く。名著『ヘーゲルとマルクス』(初版)を新編集。
目次
弁証法の急所(弁証法の急所;認識論としての弁証法的唯物論;哲学の終り―カントに帰れ)
ヘーゲルとマルクス(ヘーゲルの体系とマルクスの体系;弁証法の根本構造―ヘーゲル論理学の要約;量から質への転化の論理)
著者等紹介
許万元[ホマンウォン]
1933年、朝鮮済州道に生まれる。1968年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。2004年、立命館大学教授定年退職。現在講師を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。