内容説明
戦乱の時代を、いかに生くべきか?何を、どのように探究すべきなのか?生きて働く思想はいかに創造されるべきか?『実践と場所』全三巻の底に流れている躍動的思想を理解するための手引書。
目次
1 時代を生きる(今こそ「原点の再創造」を!;一九五六年―「生死の場所」;ハンガリア動乱と黒田寛一;黒田寛一の宇野経済学論;ユニークな日本文化論)
2 何を・如何に探求したのか(マルクス主義の土着化とは;自己の主体性を貫徹するとは;武谷技術論の発展とは;いかに評伝してはならないか;天皇制国家について;歌 おもかげ)
著者等紹介
小金井堤桜子[コガネイツツミサクラコ]
1958年生まれ。東京女子大学歴史研究会
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