内容説明
自然を壊さないと人間は生きていけないの?自然と人間とのあり方を根本的に考え直すためのやさしい“環境哲学”入門。
目次
第1講 環境を考えるとき、私はどういう視点から考えるか?
第2講 私は、なぜ自然を哲学しようとするのか?
第3講 自然とは、なにをさしていうのか?
第4講 近代化とはどういうことをいうのか?
第5講 近代の人間中心主義は、なににつまずいたか?―すべてが終わるのではないか?
第6講 近代技術はどこへ向かうのか?
第7講 ゴミの思想、とくに環境ホルモンと人間
第8講 こころを癒してくれる自然を求めて
第9講 自然のなかに神を見る?
第10講 むすびとして―新しいミレニアムの扉を開くにあたって‐「環境哲学」をめぐる討論
著者等紹介
西川富雄[ニシカワトミオ]
1926年京都府に生まれる。立命館大学名誉教授。ドイツ哲学、とくにシェリング哲学を専攻、現在日本シェリング協会会長
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