こぶし文庫 戦後日本思想の原点<br> ヘーゲル論理学の体系

こぶし文庫 戦後日本思想の原点
ヘーゲル論理学の体系

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  • サイズ B6判/ページ数 342p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875590859
  • NDC分類 134.4
  • Cコード C1010

内容説明

どこまでもヘーゲルの真意に即しての画期的なヘーゲル弁証法の再構成。戦後日本の『資本論』研究にも多大な影響を及ぼした、唯物弁証法の入門書ともなる名著。

目次

ヘーゲルの哲学体系
論理学の構造
弁証法の一般的構造
本質論
有論
概念論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

7
ヘーゲル哲学は哲学だけにとどまらず神学や近代社会や人間(西洋)の歴史、いわゆる人文知、神学、社会経済学を総合するかなり壮大な射程をもつ思想である。日本人にとって一番難解な神学の側面を捉え、丹念にそれを解説し中々読ませた。神のことを人間は完全に知ることはできない。神は神自体と人間にとっての神に分裂している。三位一体でいうと神と父に分離している。『大論理学』は有論(子、自然)、本質論(父、天上界)、概念論(聖霊、その相互作用)の順に記述されるが、以上の神の分離に乗っとり、本質論(神)、有論(子)、本質 2018/03/25

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