内容説明
晩年を見守った医師ギルマンによる最初のコウルリッジ伝。少年の夢想が、青年期の息吹が、白髪の苦悩が、人と人を繋ぐ愛の温かさが、コウルリッジが、読む人の胸に蘇る。
目次
コウルリッジの誕生の地
彼の両親についての素描
彼がいつも語っていた父親に関する風変わりな逸話
コウルリッジ、ジーザス・コレッジに入学
彼の素朴さと世事に疎い面
大学在中の彼についての逸話や様々な話
健康上の理由で湖水地方を去り、マルタへ行く
1805年マルタで職につく
コウルリッジがハイゲイトにやってきたこと
「クリスタベル」出版のこと
『文学評伝』執筆のことなど。〔ほか〕