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内容説明
河北新報の好評連載「挽歌の宛先祈りと震災」を書籍化!!
目次
魂はどこに
宗教者の試練
「再会」のかたち
民の信仰
惑う福島
それぞれの死生観
模索の20年
臨床宗教師はいま
作家からの伝言
表現者たち
あなたへ
宗教師 英国をゆく
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばななな
9
メモとして。 挽歌、漂流ポスト、風の公衆電話…これからも考えていくべきテーマ。2019/05/26
Lila Eule
7
真実に迫ったドキュメントだった。祈りは、悲しみと向き合うことで、亡き人を想い同時に生き残った者同士の励ましでもあるそうだ。河北新報社ならではの取材で、人の真相に迫る報道だと思う。生きることを報道できる数少ない立派な新聞社なのだろう。「寺院消滅」「無葬社会」の淵なしの闇の答えがここにある気がした。多死社会を迎え、限られた時間に対してどのような平安を用意できるか、送る者に問われていると気づかされた。2016/11/30
くろさー
3
つらくて悲しい。一番最初の家族3人亡くなった方の話、3歳の子供が亡くなった話は涙が溢れてしまう。2016/10/19