内容説明
大阪には「大大阪」時代と呼ばれた時代があった。その時、大阪には理論と実践を兼ね備えた市長がいた。自らの信念を貫き、大阪の近代化に尽くし“大阪の父”と慕われた関一の足跡を追う。
目次
第1章 グランドデザインを描けた学者市長、関一
第2章 新進気鋭の花形教授に就任
第3章 池上市長から筆頭助役就任の要請
第4章 「池上市長なくして関市長はない」
第5章 東の後藤新平、西の関一と並び称される
第6章 「特別市制」の実現を目指し運動
第7章 大大阪の恩人、信念に殉ず
補章(『スーパー指定都市』の提言を;“第2の東京”を目指すのでなく、大阪の『都市格』を大切に;“大阪の父”関一の都市行政の思想を現代に)
著者等紹介
大山勝男[オオヤマカツオ]
1953年12月、神戸市生まれ。夕刊紙、地方紙を経て現在、週刊大阪日日新聞(大阪日日新聞)記者。ノンフィクションライター。週刊金曜日の誌上で「泉芳朗の闘い~奄美復帰運動の父~」(第十二回週刊金曜日ルポルタージュ大賞佳作)、「教科書密輸事件~アメリカ占領下の奄美教育秘史~」(第十三回・同)を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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