目次
第1章 水のちからを知る
第2章 小水力をやってみよう(とりあえず検討を始めよう;小水力発電をやることを決めたら(著工準備)
工事の実施に向けて
工事を実施する
小水力発電所が完成したら)
資料
著者等紹介
小林久[コバヤシヒサシ]
1955年長野県生まれ。新潟大学理学部卒、東京農工大学大学院連合農学研究科修了(農学博士)。建設コンサルタント会社勤務、コンサルタント事務所主宰を経て、茨城大学農学部教授、東京農工大学大学院連合農学研究科教授(併任)
戸川裕昭[トガワヒロアキ]
1954年愛媛県生まれ。愛媛大学工学部卒業、住友共同電力株式会社入社。2005年より取締役、2009年6月より常務取締役を務める。また2009年2月より川崎バイオマス発電株式会社社長も務める
堀尾正靭[ホリオマサユキ]
1943年愛知県生まれ。名古屋工業大学工学部卒業、名古屋大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学(工学博士)。ウェストバージニア大学工学部研究員、名古屋大学工学部助手を経て、1982年より東京農工大学工学部助教授、1991年より教授。2008年定年退職後、直ちに、東京農工大学名誉教授、(独)科学技術振興機構・社会技術研究開発センター領域総括、早稲田大学客員教授。2010年より龍谷大学法学部教授。2011年より新設される龍谷大学政策学部教授に就任予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tomoya Ono
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オススメ。2012/11/21
ふみすむ
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【まとめ】燃料が不要で温室効果ガスを排出せず、環境に優しい発電のひとつに水力発電があるが、本書の「小水力発電」は森林と水資源の豊富な日本においてこの上なく適した発電方法として紹介されていた。大規模・集中型の現今の水力発電が電線を遠方まで渡さなければならない点で非効率であるのに対し、小水力発電は小規模・分散型の効率的な発電方式である。風力・太陽光のように天候に左右されることはなく昼夜ほぼ一定の発電量で、バイオマスと違って設備は単純、工事は簡単、維持コスト格安。次世代を担うのにふさわしい自然エネルギーである。2011/08/04