内容説明
十九世紀のドイツの法律家ルードルフ・フォン・イェーリングの法学を素材にした法学の入門書。
目次
1 はじめに
2 イェーリングとの出会い(ゲッティンゲンにて;一九世紀後半のドイツにおける科学と技術;ドイツ法学と日本民法 ほか)
3 イェーリングの法学(イェーリングとローマ法;権利とその実現;西欧法と日本人の法意識 ほか)
4 一九世紀のドイツにおける法学・歴史・民族(ヨーロッパ大陸の覇者プロイセン;ウィーンからゲッティンゲンへ;ユスティティアの秤と剣)
5 おわりに
著者等紹介
富田哲[トミタテツ]
1954年北海道岩見沢市生まれ。1979年東北大学法学部卒業。1982年名古屋大学大学院法学研究科博士前期課程修了。1987年名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。福島大学経済学部・講師。1989年福島大学行政社会学部・助教授。1998年福島大学行政社会学部・教授。2003年3月~2004年1月文部科学省在外研究員(兼)ドイツ・ゲッティンゲン大学。2004年福島大学人文社会学群行政政策学類・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。