内容説明
自身がかかわった地方分権推進委員会の行った「第一次分権改革」の体験に照らしながら、二〇〇七年四月からスタートした新しい地方分権改革推進委員会にどういう改革を期待するかについて述べた講演録。
目次
はじめに(「第一次分権改革」の特徴;地方分権推進委員会の成果は、地方六団体が望んだもの ほか)
1 地方分権改革の「残された課題」(地方分権推進委員会の「最終報告」に書き込まれた課題;自治体の「自由度の拡大」に必要な改革課題 ほか)
2 「自由度の拡大」路線と「所掌事務の拡大」路線それぞれの功罪(「自由度の拡大」路線の功罪;「所掌事務の拡大」路線の功罪)
3 地方分権改革推進委員会に「自由度の拡大」路線の継承を期待する理由
おわりに(自治体職員が改革論議に参加することを強く期待する;「法令による縛り」の具体例を分かりやすく説明できるのは自治体職員しかいない ほか)
著者等紹介
西尾勝[ニシオマサル]
財団法人東京市政調査会理事長。1961年東京大学法学部卒業、東京大学法学部助手・助教授を経て、1974~1999年同教授。1999年~2006年国際基督教大学教授。2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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