出版社内容情報
アマテラスの知られざる「本名」が語る素顔とは!?
イザナキ・イザナミは、淡路の海人族の神だった!?
スサノオは、善悪どちらが本来の姿なのか!?
トヨウケヒメは、丹波の神なのになぜ伊勢神宮に行ったのか!?
ほか、馴染み深い神から知られざる神まで、40の神の正体に迫る!
【目次】
内容説明
日本神話を代表する有名な神から、『古事記』『日本書紀』に登場していたが、その後歴史から消えた神、祝詞だけにその名を遺す知られざる古代神、神仏習合により政治的に生み出された新参の神、限られた地域でのみ信仰される謎深き土着の民俗神まで、日本の神々に秘められた謎を徹底解剖!アマテラスの知られざる「本名」とは?イザナキ・イザナミは淡路島出身だった?日本に根付く八百万の神の謎を解き明かす一冊。
目次
第1章 日本神話を代表する有名神―異伝・異説に潜む意外な姿(イザナキとイザナミ 皇室の親神のルーツは海人族の神か?;アマテラス 本名「オオヒルメノムチ」が語る素顔とは? ほか)
第2章 記紀神話の謎の神、消えた神―その後、どうなったのか?(タカミムスヒとカミムスヒ 天地開闢の神は対偶神ではないのか?;ヒルコ なぜ「蛭」のイメージがつけられたのか? ほか)
第3章 知られざる古代神―風土記、祝詞に現れる神々(御年神 国家神なのになぜ記紀では影が薄いのか?;宮中八神 なぜアマテラスは宮中に祀られなかったのか? ほか)
第4章 中世神話の謎の神々―神仏習合で生みだされた新たな存在(倭姫命 なぜ初代斎宮の遍歴地が増えていったのか?;浦島明神 いつから神様になったのか? ほか)
第5章 謎の民俗神・地方神―人びとの生活に根ざした民間信仰の世界(荒神 火の神・竃神として祀られる諸教混淆神;庚申 二カ月に一度行われた物忌みの本尊 ほか)
著者等紹介
古川順弘[フルカワノブヒロ]
1970年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。宗教・歴史分野をメインとする編集者・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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