高所綱渡り師たち―残酷のユートピアを生きる

個数:
電子版価格
¥3,740
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

高所綱渡り師たち―残酷のユートピアを生きる

  • 石井 達朗【著】
  • 価格 ¥3,740(本体¥3,400)
  • 青弓社(2025/04発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 170pt
  • ウェブストアに10冊在庫がございます。(2025年07月19日 13時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787274731
  • NDC分類 779.5
  • Cコード C0076

内容説明

高層ビル間にピンと張ったロープの上を、長く重いバランス棒だけを抱えて一歩一歩進む綱渡り師たち。彼ら/彼女らはなぜ挑戦するのか。どのようにして墜落の恐怖を超えられるのか。勇者たちの生きざまを丹念に描く渾身のドキュメンタリー。

目次

第1章 ロープの上の途方もない可能性(ロープ上で観客を魅了する幼女;代役がセンセーショナルな人気を博す;婚外子を出産、そしてナポレオンと出会う;土砂降りのなかでロープを…―ロンドンっ子の驚きと称賛が止まらない ほか)
第2章 ブロンディン―綱渡りの代名詞になった巨人(天才少年、波瀾万丈の日々;歴史に残る「ブロンディン」はアメリカで誕生した;ついにその日がやってきた―ナイアガラに挑む;ナイアガラでの前代未聞の行為の数々 ほか)
第3章 「ブロンディン」を名乗り、ブロンディンに挑む(自他ともに認める「オーストラリアのブロンディン」とは;少年を巻き込む二つの悲劇;「オーストラリアのブロンディン」を名乗る男の無鉄砲なパフォーマンス;ナイアガラで生まれた男のナイアガラ挑戦)
第4章 体でジェンダーイメージをくつがえす女たち(サーカスが、女が自由を手にできる数少ない領域だった;セリーナ・ヤング―最初の「女ブロンディン」;セリーナ・パーウェル、またの名をマダム・ジュヌヴィエーヴの痛ましい墜落死;ナイアガラを渡った歴史上ただ一人の女性)
第5章 当代最高の綱渡り師だった男の数奇な行路(桁外れの情熱に突き動かされた人生;ブロンディンに真っ向勝負を挑む;「ストロングマン」の桁外れの身体能力;初めて公衆の面前で綱渡りを披露する ほか)
第6章 勇気と実力で時代を走り抜けたザゼル(天性の才能と特訓による無二のアンファン・テリーブル;ザゼル誕生前夜;十五歳の少女の常識を超えた芸とは…;天才少女にも事故は起きる ほか)
第7章 栄光と悲惨―綱渡り一族の壮大なる歴史(語り伝えられる墜落事故;伝説の綱渡り師カール・ワレンダの起源;サーカス団が馬車で移動していた時代;女性関係 ほか)
第8章 偉業か、狂気か―SNSの時代にあえて仕掛けるワレンダ一族の末裔(サーカスで生活する者たちの窮状;悪夢のような「七人のピラミッド」を復活する;さらなる限界に挑む―八人のピラミッドは可能か;まるで復讐のような挑戦 ほか)
第9章 完全なる犯罪―創造する者はアウトローでなければならない(フィリップ・プティという生き方;私的サーカス体験―綱渡り以前;フィリップ・プティを知る;ポール・オースターが、パリでプティを見ていた ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

26
思わぬ拾い本を堪能。ナイアガラやグランドキャニオン、はてはNY貿易センタービルに安全ネット・ハーネス無し綱渡りの命知らず冒険家列伝。ブロンディン、ファリール、ザゼル・・・、知らなかった人々の所業が次々。「七人ピラミッド」なる妙技失敗で、2人亡くなり1人半身不随のワレンダー一族。世間常識からは、再びは無いと思うのだが果敢に「八人ピラミッド」挑戦に絶句。500回以上逮捕豪語のフィリップ・ティプの貿易センタービル違法綱渡りも、一体どのような準備から始まっての凄まじ所業の一端が明らかに(ノンフィク映像ありだと)。2025/07/12

チェアー

3
本当に綱渡りは無謀なのかと考える。鍛錬し、成功すると確信して臨む綱渡りは本当に無謀なのかと。それは失うものが生命(もしくは、健全な肉体)という「賭け金」なら大きさから無謀と判断しているのではないか。2025/06/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22552563
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品