内容説明
多治見市では、社会・経済の大きな変化に対応していくため、課題となっている分野の研究者や先進的に実践している方々をお招きし、講演会を開催しています。今回、辻山幸宣先生をお招きし、「自治体基本条例はなぜ必要か」と題し講演会を開催しましたが、その内容を多くの皆様と共有していくため、公人の友社から出版することと致しました。
目次
1 「自治」の再定義(長く続いた「政府の時代」;「政府の時代」の統治と自治 ほか)
2 自治体の憲法づくり―私たちの信託のかたち(国政に信託―内容は憲法に列記;住民自治機構としての自治体政府へも「信託」―内容は、自治基本条例)
3 地方分権改革との関係(分権改革がめざしたもの;自治責任のとりかた ほか)
4 自治基本条例の制定動向
5 なにを定めるか(自治体運営の基本原則;内容上の論点)
著者等紹介
辻山幸宣[ツジヤマタカノブ]
地方自治総合研究所理事・主任研究員、中央大学講師、早稲田大学講師。1947年、北海道生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。地方自治総合研究所常任研究員、中央大学法学部教授を経て、現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。