内容説明
本書の第一部では、少子高齢社会の現状と問題状況を整理するとともに、著者が仕事の上で思い悩みながら実践してきたことをふまえて自治体福祉の課題と展望についてまとめています。第二部では、著者が準備段階から深いかかわりをもった介護保険制度について、わかりやすい解説をこころみるとともに、当面あるいは今後の課題についてもとりあげました。
目次
第1部 自治体福祉の課題と展望(少子高齢社会の現状と問題点;自治体福祉の政策課題;自治体と公共・公益福祉団体;福祉改革の動向;自治体福祉の展望)
第2部 自治体と介護保険(介護保険のイメージ;介護保険の目的と基本的理念;介護保険の運営責任者―保険者;介護保険の加入者―被保険者;介護保険の財政 ほか)
著者等紹介
加藤良重[カトウヨシシゲ]
1940年山梨県生まれ。64年明治大学法学部卒業、同年小金井市役所入所。学務課、総務課、職員課、企画課、納税課、高齢福祉課を経て、95年から福祉保健部長で現在に至る。著書・論文に、『政策法務と自治体』(共著、日本評論社)、『自治体行政の転換と必然性』(「自治体の先端行政」学陽書房)、『自治体財政と減量経営』(「自治体の施策と費用」学陽書房)、『わかりやすい介護保険読本』(共著、公人の友社)、『自治体も「倒産」する』(公人の友社)、『高齢者介護手続マニュアル』(共著、新日本法規出版)などがある
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