内容説明
さまざまな出会いやつながり、そして多くの人たちに支えられ、高校生が手作りした太陽電池パネルが、モンゴル、バングラデシュ、ネパール、そして東日本大震災の被災地で未来を照らす。普通の高校生が挑んだ国際協力の記録。
目次
1 「光プロジェクト」始動(太陽電池パネル作りに挑戦;ボルコの夢 ほか)
2 ついにモンゴルへ!(目標は三五〇万円!;新メンバーで活動開始 ほか)
3 二度目のモンゴル訪問(ジャンチブ校長先生との再会;冬場の発電量不足を解消するアイディア ほか)
4 プロジェクト最終年(市民の声が行政を動かす;念願だったゲルへの設置 ほか)
5 広がる「光の輪」サステナタウン・プロジェクトと東日本大震災の被災地支援(アフリカの大使も注目する手作りパネル;地域社会への広がり ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
18
情熱・信念・行動力(6頁)。モンゴル人留学生ボルコさんが太陽電池パネルの展開契機(17頁)。モンゴルのホテルでお湯が出なかった。夏だったのが不幸中の幸いか(59頁)。5日間の滞在であった(79頁)。生徒には良い経験となった。参加生との感想文では、電気のないゲルにLED照明、白熱電球、ラジカセが利用できる貢献の手ごたえ感(86頁)。8月に’09~‘11年、モンゴルを訪れたようだ。ゲルの組み立て作業にも参加し、骨組みの写真が高原で暮らすには妥当な形とわかる(182頁)。2015/02/13
黒豆
5
山形県の高校が、ものづくりの一環として始めた太陽電池パネルの手作り、そしてモンゴルへの設置、国際交流へと一生記憶に残る貴重な体験談。サポートする先生の行動力に感心すると共に、こんな高校生活体験をした彼ら彼女らを羨ましくも思った。2014/06/14