内容説明
時代をつなぐ渾身の追跡ヒューマン・ドキュメント。そこには人間の織りなす一つの国際協力物語が凝縮されている。40年に及ぶ国際協力の金字塔を打ち立てたタイのモンクット王工科大学づくりの真実を、現地取材と幅広い調査・考察、そして筆者のジャーナリスト魂で書き上げている。
目次
1 総裁指示
2 キーパーソン梶井剛(日本電信電話公社初代総裁)
3 戦後初めてのアジアへの道
4 ジャパン・プロジェクト事始め
5 日・タイの思惑と転進作戦
6 キーパーソン松前重義(東海大学総長)
7 大躍進―大学昇格
8 知将ゴーソン博士と同志たち
9 キング・モンクットと日系企業
10 日本の「バンコク・ファミリー」
著者等紹介
荒木光弥[アラキミツヤ]
国際開発ジャーナル社代表取締役・主幹。1936年生まれ。同志社大学文学部社会学科(新聞専攻)卒業。64年に(社)世界経済研究協会に入り、67年に故大来佐武郎氏(元外相)が名付け親となった『国際開発ジャーナル』創刊に参画。70年に(株)国際開発ジャーナル社の代表取締役・編集長に就任し、2003年10月から現職。政府委員として外務省の「第2次ODA改革懇談会」委員(01年)、「ODA総合戦略会議」(外相議長)委員(02年)、「国際協力に関する有識者会議」委員(07年)、「開発協力適正化委員会」委員(11年)、同・文部科学省の「国際教育協力懇談会」委員(01年)、「地球規模課題対応国際科学技術協力事業委員会」委員(11年)、同・経済産業省の「BOPビジネス支援センター運営協議会」委員(10年)、「開発輸入企画実証事業‐案件評価最終決定会議」委員(10年)、「戦略的技術協力研究会」委員(11年)などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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