一つの国際協力物語―タイのモンクット王工科大学

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784875390794
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C0030

内容説明

時代をつなぐ渾身の追跡ヒューマン・ドキュメント。そこには人間の織りなす一つの国際協力物語が凝縮されている。40年に及ぶ国際協力の金字塔を打ち立てたタイのモンクット王工科大学づくりの真実を、現地取材と幅広い調査・考察、そして筆者のジャーナリスト魂で書き上げている。

目次

1 総裁指示
2 キーパーソン梶井剛(日本電信電話公社初代総裁)
3 戦後初めてのアジアへの道
4 ジャパン・プロジェクト事始め
5 日・タイの思惑と転進作戦
6 キーパーソン松前重義(東海大学総長)
7 大躍進―大学昇格
8 知将ゴーソン博士と同志たち
9 キング・モンクットと日系企業
10 日本の「バンコク・ファミリー」

著者等紹介

荒木光弥[アラキミツヤ]
国際開発ジャーナル社代表取締役・主幹。1936年生まれ。同志社大学文学部社会学科(新聞専攻)卒業。64年に(社)世界経済研究協会に入り、67年に故大来佐武郎氏(元外相)が名付け親となった『国際開発ジャーナル』創刊に参画。70年に(株)国際開発ジャーナル社の代表取締役・編集長に就任し、2003年10月から現職。政府委員として外務省の「第2次ODA改革懇談会」委員(01年)、「ODA総合戦略会議」(外相議長)委員(02年)、「国際協力に関する有識者会議」委員(07年)、「開発協力適正化委員会」委員(11年)、同・文部科学省の「国際教育協力懇談会」委員(01年)、「地球規模課題対応国際科学技術協力事業委員会」委員(11年)、同・経済産業省の「BOPビジネス支援センター運営協議会」委員(10年)、「開発輸入企画実証事業‐案件評価最終決定会議」委員(10年)、「戦略的技術協力研究会」委員(11年)などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Ucchy

1
1958年の電電公社のタイへの技術協力で創られたノンタブリ電気通信訓練センターがキングモンクット工科大学になるまでの日タイ協力の歴史。元日本留学生はタイで後進の教育に当たる、日系企業勤務などによりタイの教育・経済に貢献。同大学は今ではタイ有数の名門に。日本企業のタイ進出、それによるタイの工業化の進展など双方のWin-Winの関係に繋がる。各時代に熱意を持った日タイの関係者がいたから成功できた。一つの国際協力プロジェクトの発端、成長・飛躍、自立化と成果の広がりまでを50年に渡り描いた貴重なドキュメンタリー。2021/04/08

かんたろう

1
読んだ人が少ないのが残念。個人的にはすごい良いと思った。日本のため、またタイのため、様々な場面で一つの目標のために活躍した男たち。惚れました。2014/10/14

Degawa

0
4/52013/04/19

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