内容説明
本書は、特別養護老人ホーム(ナーシング・ホーム)の入所高齢者の社会参加活動を推進するために、必要なコミュニティを基盤とした福祉サービスについて論述したものである。
目次
第1章 高齢社会と高齢者の社会参加活動(高齢社会における老人ホーム;特別養護老人ホームにおける高齢者の社会参加活動の必要性)
第2章 アイスランドにおける高齢者の社会参加活動と福祉サービス(高齢者福祉の状況;老人ホームの状況;ナーシング・ホームにおける入所高齢者の社会参加活動と福祉サービスの事例;ナーシング・ホームにおける入所高齢者の社会参加活動が成果を収めている要因)
第3章 我が国における高齢者の社会参加活動と福祉サービス(特別養護老人ホームの状況;特別養護老人ホームにおける高齢者の社会参加活動と福祉サービスの事例;特別養護老人ホームにおける高齢者の社会参加活動を推進するための今後のあり方(方法))
付録 イギリスのリバプール市における高齢者の社会参加活動と福祉サービス―小レシデンシャル・ホーム(完全個室化とユニット・ケア)の事例
著者等紹介
榎本和子[エノモトカズコ]
昭和9年(1934年)生れ(和歌山県出身)。昭和32年(1957年)大阪市立大学卒業。昭和52年(1977年)関西大学大学院博士課程修了。昭和54年(1979年)社会学博士授与さる。平成3年(1991年)厚生省公益信託「吉村賞」受賞。現在、追手門学院大学・大学院教授
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