内容説明
第一級のデュルケム研究者であるフィユーが、教育に関するデュルケムのテキストを相対的に捉えなおし、これまでほとんどなされてこなかった彼の教育学説そのものを徹底的に検証する。教育学者としてのデュルケム像をこれまでと異なった姿でとらえる画期的な労作。
目次
デュルケム略年譜
プレゼンテーション(解読のパラメーター;社会の進化と個人主義的価値;教育の本質 ほか)
テキスト(教育に関する社会学的アプローチ;個人と社会;道徳教育と知的教育 ほか)
著者等紹介
古川敦[フルカワアツシ]
1954年北九州市八幡生まれ。1977年東京教育大学文学部社会学専攻卒業。1983年東京大学大学院教育学研究科教育学(教育社会学)専攻。博士課程単位取得満期退学。同年、日本学術振興会奨励研究員。1984年香川短期大学講師、助教授を経て1993年同教授、現在にいたる。専攻は教育学、教育思想の社会学
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