内容説明
本書は、少子・高齢社会における子どもの生活問題と福祉について論述したものである。ことに、家族と地域社会における子どもの生活問題について検討し、さらに、子どもが、家族や地域社会において、心身共に健やかに育つために必要な福祉サービスとしてなされている、子どもの養育環境づくりと健全育成対策の現状及び今後の対策と課題について考察したものである。
目次
第１章 少子・高齢社会と子ども
第２章 家族と子ども（家族の概念；貧困と子ども；離婚と子供；単親家族と子ども；働く母親と子ども；家庭教育（しつけ・育て方）と子ども
家族の役割（家事参加）と子ども）
第３章 地域社会と子ども（子どもの遊び；子どもの地域等の社会参加活動）
第４章 子どもの養育環境づくりと福祉（子どもの養育環境づくり対策；子どもの養育環境づくりを推進するための今後の対策と課題）
第５章 子どもの健全育成と福祉（子どもの健全育成対策；子どもの健全育成指導者対策；子どもの健全育成を促進するための今後の対策と課題）
著者等紹介
榎本和子［エノモトカズコ］
昭和９年（１９３４年）生れ（和歌山県出身）。昭和３２年（１９５７年）大阪市立大学卒業。昭和５２年（１９７７年）関西大学大学院博士課程修了。昭和５４年（１９７９年）社会学博士授与さる。平成３年（１９９１年）厚生省公益信託「吉村賞」受賞。現在、追手門学院大学教授
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