目次
第1部 導入部(検討の背景等)
第2部 指定都市制度等と東京圏郊外の指定都市(大都市圏政策と東京圏郊外の指定都市;道府県との関係からみた指定都市制度の変化)
第3部 首都圏サミットによる取組の事例研究(首都圏サミットの概要;廃棄物の広域処理における指定都市と都県;東京圏のディーゼル車規制における指定都市と都県;地球温暖化対策における指定都市と都県 ほか)
第4部 総括(本書の示唆と残された課題)
著者等紹介
鈴木洋昌[スズキヒロマサ]
川崎市役所職員。1971年生まれ。1994年横浜市立大学商学部経済学科卒業。同年川崎市役所入所。経済学博士(中央大学)。自治体学会、日本公共政策学会などに所属。2011年に自治体学会論文奨励賞、2020年に自治体学会研究論文賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kei-zu
13
本書で、自身が指定都市に所属する著者は、指定市の役割について主に都道府県との関わりから考察する。 4部に分かれる構成のうち、第3部における「首都圏サミットによる取組の事例研究」が充実。東京圏のディーゼル車規制や温暖化対策など、環境行政についての既刊もある著者は、多様な文献を引きながら丁寧に説明している。 昨今のコロナ禍を含め共通する課題に対し、自治体がどのように連携できるかがますます問われている現状を考えさせられる。2021/07/25
ままごん
0
特に最初の方は文章が難しく感じられて中々読み進められなかった。前提としてあるべき知識が自分に足りてなかったのだと思う。 指定都市制度の変化については、ざっくり年表などあればもう少し時間をかけずに読めたと思うけれど。 後半は具体的かつ最近の事例の内容が増え、何とか読めるかな、、というかんじだった。 全体を通して、過去の変遷について細かく書かれすぎていて眠くなってしまう本だった。
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- 和書
- 行方不明展