内容説明
本書は、地方公務員法を10章の項目で分説している。各章ごとに、導入として、その概要を図示し、理解の目標を示した。各項目では、基本論点と発展論点、場合によっては応用論点に分け、その論点を疑問文の形で示し、その疑問文に答えるようにして小見出しを付し、解説している。基本論点は、基本的な理解に必要な基礎的な知識をマスターできるように、発展論点はその理解を前提に、法律に規定されている内容をほぼカヴァーできるようにしている。応用論点は、判例や行政実例の論点に言及するようにした。さらに、各章に確認問題を、また巻末に総合問題を付し、知識や理解の確認に利用できるようにした。第2次改訂版は2003年7月1日現在の法令による。
目次
第1章 地方公務員制度
第2章 人事機関
第3章 職員の任用及び離職
第4章 職員の義務
第5章 職員の責任等
第6章 能率
第7章 勤務条件
第8章 福利厚生
第9章 利益保護
第10章 勤労基本権
著者等紹介
大島稔彦[オオシマトシヒコ]
1945年生まれ。1969年東京大学法学部卒業。現在、参議院法制局第1部長
加藤敏博[カトウトシヒロ]
1961年生まれ。1987年東京大学法学部卒業。現在、参議院法制局第3部第2課長
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