内容説明
剛の代表である空手―その威力を捨て去ることによって相手を倒す「氣空の拳」。それは、本来目に見えぬ、身体が動く以前に勝負を決する合気を、空手の攻防に応用したもの…と言葉では言えても、それはほとんど実現不可能ではないだろうか。しかし、この不思議な技をできるだけ具体的・丁寧に、超高速撮影を駆使して説き起こし、ここにその存在をひろく世に問うものである。武の世界に一石を投ずる問題の書。
目次
第1部 技術総論(氣空術の特徴;受け技;その一「結び」 ほか)
第2部 氣空術への道程(空手との出会い;神戸の空手道場;拳友会誕生 ほか)
第3部 活法編(治療術を求めて;気功との出会い;がんと死 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
27
図書館本。空手+合気については、空手家の小西康裕が合気道だけでなくさまざまな武道を融合させた空手道を構築した。そういうものかなと思って借りて読んでみたのだが、それとは違うものだった。素人、または空手しか経験のない人が読んでも理解できないだろう記述が続く。合気を言葉で説明するのは困難なのだ。という私もほとんど理解できなかった。言っていることはわかる。けれど、では実際にそのワザをかけてみろと言われたらできない。修行しても無理かもしれない。それくらい異次元の世界の話である。だけどインチキではないと感じた。2017/10/06
mat
0
再読してようやく内容が理解できた感じがする。2015/12/07
Tanaka Daichi
0
無意識レベルでサンチン2015/05/27