内容説明
教育学、心理学、社会学、看護学などの分野で、質的研究の重要性が認識されつつあります。本書は、フォーカシングの創始者として知られるユージン・ジェンドリンが開発した理論構築法TAE(Thinking At the Edge)を、質的研究法として応用することを提案するものです。
目次
第1部 TAEを質的研究に応用する(質的研究とTAE;TAEとジェンドリンの意味創造理論;TAEを質的研究に応用する;TAEで文学作品を読む)
第2部 TAEの背景としてのジェンドリンの意味創造理論(ジェンドリンの意味創造理論)
著者等紹介
得丸さと子[トクマルサトコ]
1959年生まれ。日本女子体育大学教授。明治大学ならびに亜細亜大学兼任講師。京都大学教育学部教育心理学科卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程国語学国文学専攻単位取得満期退学。博士(人文科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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