内容説明
「合気だ極意だと言ってる奴らが一度でも我々のステージに上がってきたことがあったか!?口先だけなら何とでも言えるのだ!」一人の空手家は合気に対し、当然とも言える疑問を抱いていた。―しかし、彼はその後、合気の実在を身をもって知ることになる。不可思議な合気の現象を空手家の視点から解き明かした意欲作。
目次
第1部 合気私考―人間の業にあらず、神の業なり(合気への懐疑;合気との出会い;「人形化」は正しいか?―合気のメカニズム私考;極意へ―合気の実際 ほか)
第2部 続・合気私考―遥か、意識の外側にて織りなされる奇跡の業(第二部への序に代えて;合気の階梯;昭和町ドリーム;合気の可能性 ほか)
著者等紹介
炭粉良三[スミコリョウゾウ]
1956年兵庫県生まれ。長く空手の稽古にいそしみ、柔術や活法も習い修める。2008年3月保江邦夫教授と邂逅、合気の技を目の当たりにし、同年7月その実戦性を知る。同時に合気に治療原理を発見。爾来、冠光寺流活法の完成に向け研究工夫の日々を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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