内蔵助、蜩の構え

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内蔵助、蜩の構え

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  • サイズ B6判/ページ数 452p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875252092
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

赤穂浪士討入りから今年は300年。当時も賛否両論の特異なこの事件、大石内蔵助を駆り立てたものは何か。綿密に辿れば、それは日本史の底流に渦巻く情念に深く関係しているのであった。

1 山科 
2 発想源第三層 
3 かるみ 
4 天の演習 
5 やま里 
6 武士と百姓 
7 堪えの果ての情念暴発 
8 列島、横なる差別 
9 鮒(その一) 
10 鮒(その二) 
11 「弾正」の謎(その一) 
12 「弾正」の謎(その二) 
13 「弾正」の謎(その三) 
14 みちくる潮 
15 狐火 
16 「蜩」の構え 
17 密約 
18 桔梗の水 
19 心月 
20 主税 
21 ふる里(その一) 
22 ふる里(その二) 
23 ふる里(その三) 
24 憤り、第二の根 
25 白山神徒「田原」族の謎 
26 塩の心 
27 石塔(その一) 
28 石塔(その二) 
29 のこる言の葉 
30 濘谷越え 
31 山科晩秋 
32 捨てられたものの道 
33 首級の臭い 野梅の香 
34 あら楽や 
35 余聞 
  あとがき 


「赤穂事件」。――その「後半」のリーダー・大石内蔵助が赤穂退去ののち身を置いた洛外「山科の一年有余」に彼の内部に育っていったものとは、何だったのだろう? つまり事件の「後半」(「吉良邸討入り」)にこめた大石内蔵助の最奥の「悲願」とは、ほんとうは何だったのだろう? というのが、本書のテーマです。

内容説明

赤穂退去ののち身を置いた洛外・山科で内蔵助の内部に育っていったものは―吉良方や脱盟者を含め、事件にかかわったすべての人々、また、この国の歴史の底に封じられつづけてきた世々の声なき声々と協働して、「人の世に差別というものがあってはならぬ」ことを命を懸けて証す“士道曼陀羅”。

目次

山科
発想源第三層
かるみ
天の演習
やま里
武士と百姓
堪えの果ての情念暴発
列島、横なる差別

「弾正」の謎
みちくる潮
狐火
「蜩」の構え
密約
桔梗の水
心月
主税
ふる里
憤り、第二の根
白山神徒「田原」族の謎
塩の心
石塔
のこる言の葉
濘谷越え
山科晩秋
捨てられたものの道
首級の臭い 野梅の香
あら楽や
余聞

著者等紹介

津名道代[ツナミチヨ]
昭和8年(1933年)8月21日、和歌山県海草郡川永村川辺に生まれる。昭和31年奈良女子大学文学部史学科卒業。専攻・日本思想史。同文学部助手・同大学付属図書館司書をへて、昭和40年帰農。傍ら文筆と塾主宰。その間昭和46~58年神戸松蔭女子学院大学非常勤講師として日本宗教史を担当。昭和60年頃からようやく“日本「国つ神」情念史”の視座をつかみ、書き継ぐ。なお、10歳で聴力のほとんどを失っている体験から、障害者福祉運動にもたずさわり(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会(略称全難聴)の創立に参加、機関誌編集長、副会長をへて、現在は相談役
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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