内容説明
本書は、学際的な研究者集団として日本の社会科学的な宗教研究に多大な足跡を印し、1990年に15年にわたる活動の幕を閉じた宗教社会学研究会の、解散シンポジウムをもとに構成した。
目次
基調報告―シンポジウム
第1部 研究対象としての宗教(存在の深みへ―人類学から;宗教社会学への道―社会学から;拡散する現代宗教への視点―宗教学から)
第2部 宗教研究と宗教社会学研究会(研究者集団としての宗教社会学研究会;研究対象としての新宗教―宗社研の新宗教研究と新宗教の戦略高地性;宗教理解と客観性)
第3部 宗教研究の新しい視角(比較「民俗/民衆宗教」論の課題―欧米における「民俗/民衆宗教論」概念を中心として;民衆と民俗をめぐる地勢学―民衆文化論へ向けて;新宗教と女性―天理教における女性救済を通して;祭り‐宗教ブーム―「心の時代」のアイロニー)
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