のじぎく文庫<br> 手塚治虫のふるさと・宝塚

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のじぎく文庫
手塚治虫のふるさと・宝塚

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784875214892
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

漫画家・手塚治虫は5歳から24歳までを、阪神間モダニズム華やかなりし頃の宝塚で過ごしました。母に手を引かれて通った宝塚歌劇、昆虫採集に駆け回った御殿山…。後の作品には、故郷・宝塚の面影が随所に顔を見せます。フォーラム「手塚治虫と宝塚歌劇」を中心に、手塚治虫の宝塚での生活と、作品への影響を探ります。また、開館以来、大人気の手塚治虫記念館の魅力も紹介。

目次

1 ミュージカルフォーラム 手塚治虫と宝塚歌劇
2 ふるさと・宝塚
3 夢のミュージアム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

4
手塚先生が5〜24歳まで過ごした宝塚。歌劇の町、瀟洒でのどかで、文化の、歴史の町でもあるこの土地から先生はどんな影響を受け、作品のどこにそれが読み取れるか。特に歌劇との関係に紙数が割かれているが、複数視点であぶりだしていく。また関西文化圏の中で宝塚をどう位置づけるかという考察も興味深い。伝統的な文化圏・摂津が〈おそらく大正期あたりから「阪神」という名で体現されるアイデンティティにひきつがれた〉(p126)という意識が、自分には全く欠けている。関西文化を考える上で重要な指摘なのだろう。それすら判っていない。2014/08/01

ココアにんにく

0
図書館地元本。絶版。手塚先生と歌劇を中心に興味深い話がたくさん書かれていた①御殿山で5歳から24歳②一里山健民修練所はあの一里山?③孝徳天皇が宝塚に離宮。御所の前④摂津京・昆陽遷都案⑤阪急平野…などなど。地元ネタが多すぎる!130頁遠藤周作『仁川の村のこと』の関学・弁天池・ゴルフ場・小林聖心・逆瀬川・法華閣の記述。まだ手塚治虫記念館は一度も入ったことがない。「あまりにも近いのでいつでも行ける」という理由だったが、この本を読んでしまったのでそうはいかない。2015/12/22

i-miya

0
阪神大震災、遠藤周作「黄色い人」東宝・・・東京宝塚、草野旦氏、村上知彦、1950-60 前衛アート運動「具象」村上三郎の子息、手塚眞、山下館長、川瀬書店、川端道春氏「宝塚の風土記」池田理代子、水野英子(ひでこ)遠藤周作、仁川育ち、大谷光瑞、二楽層、武庫郡本山村天王台2006/09/04

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