但馬の木地屋

但馬の木地屋

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  • サイズ B6判/ページ数 242p
  • 商品コード 9784875214458
  • NDC分類 384.38
  • Cコード C0039

内容説明

山中に居住し、樹を伐り「ろくろ」を回して椀・盆・杓子など日用雑器を作る工人の集団がいた。近江国小椋庄に発祥、文徳天皇の第一皇子惟喬親王を業祖とするという伝説の山の民―木地屋。彼らは良材を求めて全国の深山幽谷を渡り歩き、兵庫県下では但馬を中心にその足跡を残した。忘れられようとする木地屋の世界を、数多くの資料と証言をもとにいきいきと再現する。

目次

第1章 木地屋の歴史と伝説(但馬国出土の木器について;木地屋の伝説;木地屋根元地の遺跡;但馬木地屋の壮挙)
第2章 但馬の木地山紀行(木地屋平兵衛とその家系;三川木地屋と小椋豊氏;木地三郎翁;美方町探索;三川山水山探訪;菊花紋のある墓;柤岡木地屋と名門善五郎;関宮町の木地屋と菊花紋位牌;三原木地屋と名工林兵衛;大屋町の木地屋;竹田椀と菊の紋章をもつ木地屋墓;朝来町探訪;木地屋殺しと四十八夜念仏;温泉町の木地屋)
第3章 統計(氏子駈に見える但馬の木地屋一覧;但馬に眠る木地屋一類)

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