内容説明
牛若丸、森蘭丸、天草四郎が、厨子王、梅若丸、犬坂毛野が、…歴史上にまた文芸作品に記された美少年に思いを馳せ、文献を探り彼等の艶容に迫る。
目次
安寿と厨子王
梅若丸と梅若
牛若丸と弁慶
白菊丸
阿新丸
犬坂毛野
楠正行
陶晴賢
尼子勝久
森蘭丸
不破伴作
名古屋山三郎
真田大助
天草四郎
渡辺源太夫
大石主税
矢頭右衛門七
玉村吉弥
お嬢吉三
弁天小僧菊之助
小太郎、小四郎、千松たち
番外小姓ばなし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
司書見習い
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実在、創作問わず日本における美少年の系譜を紹介した書。 ここまで著者の趣味嗜好を全面に出されるといっそすがすがしい。 とはいえ、調査量はかなりのものだとわかるほど内容的には詳しいので、興味がある人が読めば損はしないのではないだろうか。 個人的には白菊丸とお嬢吉三が印象深かった。2016/09/08
ユキ@うろちょろ
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文学や芝居に見える美少年をそれぞれ挙げて批評する。史実に美少年だったか分からない人も多く、近代の小説を根拠にして話を展開することがある。内容が主観的で、やや押し付けがましい。美少年に絞った視点は面白い。2009/04/18
をとめ
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図書館2020/12/10