内容説明
何もかもが管理された未来都市・タナグラ。その片隅の、歓楽都市・ミダスの怠惰な息遣いの中でしか生きられない若者たちには、夢を語り合い愛を求めることすら許されないのか…。耽美SF大河ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
24
積読崩し。6年前、キャラ文庫版から「間の楔」の世界に入り、リメイク版OVA4巻も全て鑑賞済み。なのに、原点のこの本をずっと積んでたという。様々なエピソードが盛り込まれたキャラ文庫版の奥行の深さには叶わないけれど、この1冊の本の中にイアソンとリキが紡いだ狂おしくやるせない世界が濃密に描かれていて物足りなさはまったく感じない。吉原さんの文章も研ぎ澄まされた印象で物語にぐいぐい引き込まれた。リキという存在によりイアソンの中に愛という「心」が形成されていく。その過程が切なくて、ふたりの結末には滂沱の涙。(↓に続く2016/09/04
みなと
8
キャラ文庫版で読んで以来ずっと探していたハードカバー版間の楔。図書館で発掘。読んでまた涙。最近のBLではほとんどお目にかかれない魂をぶつけ合う苦しくて悲しくて愛おしい物語。さて、OVA観ようかな。2010/10/11
あつこ
7
借りました。感想書こうと思って検索したらいっぱい出てきた…。たぶん、これだと思うんですけど。内容は二転三転、ページをめくれば犯っただの犯らないだの、美貌の麗人きどってる攻めも色欲魔人だし、リキはフェロモン垂れ流しのビッチだし、…まったく!まったくもう!なんだこれは、なんなんだこれは!と思いながらページをめくりました。そうですね、超面白かったですね!!ハッピーエンドにはなりゃしないんだろうとは思ってたんですけど、でもそれにしてもまずまず幸せそうな終り方でよかったんじゃないでしょうか。名作ですね!!2013/05/24
葵李
5
キャラ文庫版を読んだ後に、図書館で発掘。比べてみると、かなり加筆修正入っていたのだなーとびっくり。個人的には旧版の方が濃縮されていて好きです。ラストシーンはもちろん、ガイに語るカッツェがもの凄く好きだし、号泣ものです…2013/09/01
栗
5
旧版をチョイス。変に加筆修正していない分、余計なものがそぎ落とされ、本当に大切なシーンがギュっと濃縮されてまとまっていた印象大であった。やはりこれくらい勢いのある方が読みやすいというもの・・・!ラストはページをめくる手が止まらず・・・号泣しました・・・「間の楔」の意味を語るカッツェの語りもグっときました。これは不朽の名作に値すると思いました、凄かったです。2012/04/19




