内容説明
“笛吹き”が沖縄にやってきた。異文化の風に吹かれて、こんな幸せ、あんな幸せ、心豊かになれるモーメントを描く、音楽家のちょっと辛口エッセイ。
目次
沖縄アンダンテ(龍譚池の鰺;ヤモリとあんぱん;クワン草;占いおばさん ほか)
演奏の合間に(虜になって;チュニジアの鳥天使と女将;北の国の子どもたち―リトアニア共和国;蝙蝠の芝居 ほか)
著者等紹介
高橋眞知子[タカハシマチコ]
1970年、スイスのジュネーブ音楽院を首席で卒業。A・ペパン、A・ジョネに師事。パリの現代音楽アンサンブル「コレクティフ」のソリスト、首席奏者を務めた。長年ヨーロッパ諸国の国際音楽祭に出演を重ね、特に現代音楽シーンで活動してきた。ネーデルランド室内管弦楽団やコンセルトヘボー室内管弦楽団他で首席奏者を務めるだけでなく、自ら結成した「オランダ室内アンサンブル」、および弦楽奏者12名とフルートの編成「ソリストオブザコンセルトヘボー」は、日本公演も行っている。オランダのアーネム音楽院教授を経て、沖縄県立芸術大学音楽学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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