- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
内容説明
いちばん身近で、いちばん不可解。なかなか本人の思い通りにならないのが、五臓六腑と身体髪膚。そこが厄介、そこが愛しい。マジカルでミステリーな身体旅行で心気充実、無病息災、日々平安。
目次
頭首の章(あご‐顎 顎を見て分かったこと;あたま‐頭 頭が形見;かお‐顔 顔を描くのもひと苦労 ほか)
胴体の章(かた‐肩 肩のことで笑われた男;きも‐肝 肝のありか;こし‐腰 腰のほくろが決め手なのに… ほか)
手足の章(あし‐足 足が動かぬ証拠;うで‐腕 腕が長い利点;かかと‐踵 踵はどこへ行ったのか ほか)
著者等紹介
福井栄一[フクイエイイチ]
上方文化評論家。1966年、大阪府吹田市出身。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。四條畷学園大学看護学部客員教授。京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部および関西大学社会学部の非常勤講師。上方の芸能や歴史文化に関する講演、評論活動を精力的に行い、マスコミ出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
10
身体の部位それぞれを取り上げて、パーツの語源や豆知識、慣用句、日本の古典から取り出した小話をまとめた本。著者のコメントが面白くて好き。出典に載っている説話集を読み返したくなった。2022/11/03
みっちぃ
3
まずタイトルに惹かれ。表紙に惹かれ。 各部位の語源なども興味深かったが、一番の目当ては、部位に特化した各種古典作品の数々。ただでさえ、宇治拾遺物語とかの古典作品好きなんで、これが体の部位の話に特化して集めてあって、面白かった。2023/06/17
Masa Naka
2
身体の部分の名前の語源、覚え書き、諺、慣用句などを作者が紹介、感想を述べた後、その身体の部分が出て来る短い古文が紹介される。不思議な話が多い。2021/12/01