目次
プロローグ 新しい暦(ポスト・ヒロシマの課題;借りものの時間のなかの虚構 ほか)
第1部 システムとは何か(ホロンがつくる開かれたシステム;エロスとタナトスを超えて ほか)
第2部 創造的精神(ユーモアとウィット;科学における発見術 ほか)
第3部 創造的進化(崩れゆく砦;ラマルク再訪 ほか)
第4部 新しい地平(自由意志とヒエラルキー;物質と精神の対話 ほか)
著者等紹介
ケストラー,アーサー[ケストラー,アーサー] [Koestler,Arthur]
1905‐1983。ユダヤ系ハンガリー人の父とオーストリア人の母のもと、ブダペストに生まれる。ウィーン工科大学を中退後、シオニズムに関心を寄せてパレスチナへ入植。二〇代半ばから後半にかけてはウルシュタイン社のフランス支局特派員やベルリン本社での科学欄編集長として活躍するも、共産党に入党して同社を解雇される。その後、ソ連や内乱中のスペインに身を置いて後に作品として発表することになる諸事象を体験する。フランコ政権批判の書『スペインの遺書』(1938:新泉社1991)に続いて発表したスターリンの粛正裁判をテーマにした小説『真昼の暗黒』(1940:角川文庫1960:岩波文庫2009)で世界的な注目を浴びる。1948年、イギリスに帰化。1968年、オーストリアのアルプバッハで、各界の先鋒を集めたシンポジウム『還元主義を超えて』を開催し、その成果を刊行(1969:工作舎1983)。新しい人間学への視点を示し、次世代に多大な影響をおよぼした。1983年3月、シンシア夫人とともに自殺
田中三彦[タナカミツヒコ]
1943年、日光市生まれ。1977年に原発設計技師として九年間勤務した民間会社を退社後、吉福伸逸主宰のC+Fコミュニケーションズに席を置き、主として「ニューサイエンス」の海外書籍の翻訳や、米国の科学雑誌Popular ScienceやOMNIの日本語版の編集や執筆に携わる。88年C+F解散後は、科学系の翻訳、評論、執筆活動を展開。2011年12月~12年7月、福島原発事故に対する国会事故調委員として原因調査にあたった。2013年、居を東京から八ヶ岳北横岳山麓に移す
吉岡佳子[ヨシオカヨシコ]
1952年、滋賀県生まれ。京都大学農学部食品工学科卒業後、生物学を基軸として翻訳業に従事。また、手話学習および通訳活動を経て一橋大学大学院言語社会研究科博士課後期課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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